2015年5月14日木曜日

個人史から世の中を見直す。

なんとなく思うのは、支配者/指導者/専門家が牛耳る?世界から、一人ひとりが世の中を創りだす世界に、じわっと変化しているのではないか?、ってことです。

集落の全員が丸く火を囲んだ対話から、次の行動が自ずと決まっていったという石器時代。数千年に及ぶ支配者/指導者の世界観・価値観や、専門家の技術論を参考にしつつも、一人ひとりが世の中を創ってゆく主人公に戻りつつある時代を迎えていると感じています。「主権在民」と社会で習ったが、実態は疑問だった今まで。これからは、いや既に動き始めている。大阪市の住民投票も、結果がどうであれ一般の選挙以上の投票率になって、主人公達の蠢き(うごめき)がカタチになれば面白いのではないでしょうか?

今までの歴史は、支配者/指導者/政権がコントロールしてきましたが、これからは個人一人ひとりが語れ、且つ発信・検索して、個人と個人が繋がってゆく時代です。しかも無料で!技術の進歩、無料サービスの誕生はある種の福音でしょう。当面、活用させてもらいましょう。時代の流れと共に無料で無くなるかもしれないが、その時はその時。(笑)
バーチャルな対話が、リアルな対話を産みます。予想しきれない世の中。楽しみです!

写真は、読売新聞の記事、[顔]「拉孟戦」の証言を集める元客室乗務員 です。元客室乗務員の遠藤美幸さんがご縁に突き動かされて1944年の日中の戦いについて、将兵の体験談をまとめたとのこと。遠藤さんは「生活者の目線で書いたからこそ意味がある。歴史を語り継ぐことが特別なことであってはいけないと思う」と語っておられる。同感です。

さぁ、ひとり一人が語りはじめましょう。

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