2016年2月13日土曜日

冷え性であったり、筋肉が少なくても、室温0°Cで温かく眠れてスッキリ目覚められる【ヘソだし睡眠法】

ぐっすり眠りたいと言う、積年の思いがやっと実現しました。

サラリーマン時代は平日は3時間から6時間睡眠で、土日に一気に眠るというスタイルで、単に「疲れは寝て取る」という暮らしをしていました。しかし、疲れは取れていなかった。定年前退職を選んだ理由の一つが激しい疲れでした。そして、単身赴任してから、座敷に布団でなく、ベッドで寝るようになって、次第に身体の冷えが加速したようです。レッグウェーマーを愛用するようになってしまったは、この2年ほどです。

しかし、去年2015年の秋に、それまでの自分の呼吸法についての体験や、TVの健康番組で見つけた入浴法の知恵、さらに本「脱パンツ睡眠法」に出会って、事態は変化を始めました。12月の初めから毎夜毎夜、実験を行いました。レッグウォーマーともお別れの時がきました、夜だけでなく昼間も。しかし、「脱パンツ睡眠法」の前提は室温22°Cだったのです。リフォームしたとは言え、義父母が建てた築60年木造モルタル造りの家では、外気温と2〜3度しか違わない室温になります。この冬の最低気温はマイナス3.5°C(1月25日に記録)でした。その時の室温はおそらく0°C前後。試行錯誤の中、布団の中にスッポンポンで入って寝りスッキリと目覚めたりしていた。しかし、汗をかくほど暑くなった時もあったが、手足の筋肉表面に冷えを感じ、足の指先が布団カバーに当たると冷たさより痛さを感じる時もあった。そう、知らないうちに、だいぶ無理をしていたようです。

それらを解消したのが、次の【ヘソだし睡眠法】です。

新しくモノを買う必要もほぼなく、生き物としての能力を少しだけ使う方法です。
基本は「脱パンツ睡眠法」です。

準備

パジャマの改造

パジャマを改造します。次の図をご覧ください。
改造するのは次の2点です。
  1. パジャマのズボンの腰にあるゴムを紐に変えます。他にも伸縮する部分があれば、その部分を取り除きます。(副交感神経優位な状態を作り出すため)
  2. 上着の脇と、ズボンの股の部分を裁縫バサミなどでカットします。(汗を逃がすため)
紐はホームセンターで買った綿紐が残っていたので使いました。身長の70%程の長さがあれば十分です。脇と股をカットするには、縫い目に平行に5mmほど離れたところにハサミを入れると力を掛けずにきれいにできます。今のところカットしっぱなしでも、ほつれもなく使えています。

布団類

身体の上には、身体に近い順に、次の3つを掛けています。
  1. タオルケット(夏用)
  2. 羽毛布団(ホームセンターで買った安いの)
  3. 純毛の毛布(義父母の時代からの年季物)
身体の下には、暖かければなんでもOKです。私の場合は、身体から近い順に次のようになっています。ちょっと変ですがご紹介しましょう。
  1. 起毛しているシーツ
  2. 毛布
  3. エアーウィーブ
  4. 敷き布団(綿)
  5. キャンプ用の銀マット(スポンジ付き)
  6. 琉球畳
  7. IKEAのベッドフレーム
こうなったには歴史があるんです。IKEAのマットレスが凹んだりして、・・・。
要は何でもいいから寒さを感じなければ大丈夫です。

その他

湯たんぽ

睡眠方法

寝る前に

布団を湯たんぽで温めておきます。丁度、お尻が乗る場所に湯たんぽを置きましょう。

寝る際に

風呂から上がり、改造したパジャマを着て、布団に入る直前に、湯たんぽを出します。湯たんぽは翌日着る肌着(パンツ、シャツなど)などでくるみ、更にひざ掛け兼マントでくるんでおきます。温かい肌着は気持ちいいです。そして湯たんぽの中のお湯は、朝でも微かに温かいので、洗面や髭剃りに使います。

横になったら


  • 風呂上りにすぐ布団に入った場合は、上布団を少しハネるなどして、身体が冷え始めるまで待っていたほうがいいです。
  • ゆっくり長く息を吐く呼吸法を意識します。云わゆるロングプレスです。お腹もゆっくりへっこめる。しばらくしてると手が暖かくなるのを感じられると思います。
  • 基本的に呼吸に意識をもってゆきますが、身体で起きているいろんな変化も感じてください。時に耳が痒くなったりしますが、極力手で掻かず、痒さを感じるだけにしてください。要は意識的に動かないでください。頭を使うと、どうも交感神経の方が働き、血管を縮めてしまうようです。暖かい血潮が末端まで届かなくなります。

温かさを増したいなら

  • おヘソを出します。またパジャマのズボンの紐を解いてください。おヘソ周りの皮膚をパジャマの中からタオルケットの下の空間に解放してあげます。この空間の温度はパジャマの中よりも低いので、身体の産熱機能が働き始めます。安静時の熱は肝臓や心臓で主に産み出されるそうですが、私の感覚ではロングブレスをしていると、体幹の筋肉や肺の筋肉から産み出される分もそうとあるように感じます。
  • それでも、まだと言う場合は、横向きに寝て、「ら」の字の体勢になってください。つまり胎児のように膝を胸に近づけます。そして腕を胸の前でクロスして、手は肩か上腕部に触れてください。手のひらからの熱が肩や腕に伝わり、熱の正循環が起きます。最高に熱くなります。自然と両足先を摺りあわせているでしょう。無意識の動きに任せてください。

2016/02/13時点では、ここまでにしましょう。
このページに次の内容を追加掲載する予定です。

起き方

なぜ、この睡眠法に至ったか?

入浴法について

自分の睡眠法を見つけてみませんか?

(参考)「ヘソだし睡眠法」提案者の身体的特性





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